エネルギー(カロリー): 約356kcal(100gあたり)
主な栄養成分: ミネラル、食物繊維
主な効果・効能: 空腹抑制、便秘解消、むくみ解消
春雨は、緑豆やいも類からとれる「でんぷん」をもとに作られ、
緑豆を原料としたものが「緑豆春雨」、
いも類を原料としたものが「普通春雨」と呼ばれています。
どちらもその味や栄養に大きな違いはなく、
より緑豆春雨の方が一般的ではないかと思います。
そんな春雨は、つるっとした食感からヘルシーな印象が持たれており、
ダイエットを目論む女性の主食に成り代わることもしばしば。
・・・でもちょっと待ってください。
本当にダイエット効果ってあるんでしょうか!?
ダイエット効果は?
繰り返しになりますが、春雨の原料は「でんぷん」です。
言い換えればでんぷんは炭水化物の塊です。
これを食べていて本当に痩せることができると思いますか!?
答えは、YesでもありNoでもあります。
つまり、間違えた食べ方をしていると太ると言うことです!
まず、春雨のカロリーや糖質は思いの他高いと考えておくべきです。
似たツルツル食感のうどんと比べると
実は若干のカロリーダウン、糖質ダウンが見込める程度。
食べ過ぎてしまうと全くダイエット効果がないと言うことです!
しかし、食後の血糖値の上がりやすさを示す数値「GI値」においては、
この春雨は非常に低いので、あまり血糖値を気にする必要がなく、
脂肪の生成を抑制すると言う意味ではダイエットに適していると言えます。
また、主食を春雨に置き換えた場合の摂取量ですが、
市販のカップスープ等を例にすると、
春雨は凡そ20g-25g程度の量になっています。
つまりこの程度の量であればカロリーは100キロカロリーにも満たなく、
太ることを気にする必要はないと言えます。
問題はこの量で空腹を満たせるかどうかですが、
そこは心配には及びません。
しっかり糖質を摂取した上、食物繊維も豊富なために、
満腹感を感じやすいのが春雨の優れたところなのです。
ミネラル分も豊富に含まれているので栄養バランスを取りやすく、
しかも脂肪燃焼やむくみ解消などの効果も期待ができます。
注意したいこと
何と言ってもその食べ易さに注意です。
でんぷんからなる春雨は決して低カロリーではないと言うことを理解し、
食べる量を制限する必要があります。
何でも食べすぎは良くないものと考えれば難しくはないでしょう。
おすすめの食べ方
主食となるご飯や麺類を置き換えることに尽きます。
主食と栄養が被ることから、
ダイエットにおいてはこれ以外には考えられません。
と考えると夕食がベスト!と言いたいところですが、
昼食置き換えも大きなメリットがあります。
前述の通りGI値が低いために、
血糖値の上昇を抑えることが可能ですので、
お昼に春雨置き換えをすることで、
そのあとの眠気を抑えることも可能となるのです。
食後のデスクワーク・・・眠くなりますからね^^;
とは言え、空腹が満たされなければ意味がないと思うので、
可能なタイミングで置き換えができればいいのではと思います。