体脂肪には2種類あります。
胃や腸、肝臓など内臓の周りに付く「内臓脂肪」と、
皮膚と筋肉の間に蓄えられる「皮下脂肪」。
内臓脂肪とは
内臓脂肪は成人男性につきやすい脂肪で、
短期間でつきやすく、かつ落としやすい脂肪です。
内臓脂肪がつきすぎると、血糖値・血圧上昇、中性脂肪や悪玉コレステロールの上昇など、身体に悪影響必至となります。
中年太りやビール腹など、お腹がぽっこりしてきたと思ったら注意した方が良いでしょう。
皮下脂肪とは
皮下脂肪は子宮などの臓器を保護する効果があるため女性の方がつきやすいとされていて、内臓脂肪増加時に見られる生活習慣病に繋がる危険性は低いですが、一度ついてしまうとなかなか落としにくい脂肪になります。
皮下脂肪がつきすぎると、膝や腰などへの負担となり様々な疾患へとつながる恐れがあります。
どちらの脂肪も、臓器を衝撃から守ったり体温を維持したりと非常に重要な役割を持っているのですが、必要以上に増えてしまうことで身体にとって害となり様々な悪影響を与えてしまうのです。
体脂肪率
体脂肪率の標準値は、
男性:10.0%~19.9%、女性:20.0%~29.9%
とされており、これを超える場合肥満とされています。
けどこれって意識していないと結構簡単に超えてしまったりします^^;
理想の体型を維持するには、それなりに頑張らなければいけないと言うことですね。
肥満具合を表すにはBMI値を測定する方法もあります。
ですが、体格から計算を行う必要がありますので、やはり面倒ですね^^
よって、体脂肪率を計ることをおすすめします。
体脂肪率の計り方
体脂肪率の計り方は、
体脂肪率を計れる体重計に乗りましょう。
体重計による計測方法はいろいろありますが、いずれも微量の電気を体内に流すことにより、その電圧で凡その体脂肪率を計算することになります。
計測時の体調や状態によってバラつきが出てしまうため、決して正確な数値が計れるものではありませんが、計る時間を決めて適切に計ることでそれなりの数値を把握することは可能です。
おすすめは、起床直後、お風呂前、就寝前のいずれかで、トイレに行った後。
主に食事後から時間が経っており、リラックス出来ている時間ですね。
毎日体重計に乗ることは、ダイエット効果も期待できますので、合わせて体脂肪率も計って見知っておくのが理想ですね。
体脂肪の減らし方
さて、そんな脂肪の減らす方法ですが、余計なことは言いません。
ずばり、健康的な生活に限ります。
つまり、栄養バランスのとれた食生活と適度な運動、これに尽きます。
脂肪がついてしまう原因が食べすぎと運動不足によるので、これを改善することこそが最も効果的であり、もはやこれしかないと言っても過言ではありません。
食生活については、栄養バランスと摂取カロリーを考え間食を減らすと言った、誰しも分かっていることが実践出来るかどうか。
適度な運動についても、やはりやり続けることこそが最も重要。
うん、もはや普通のダイエット方法となんら変わりませんね^^;
ただ、運動においては実施順序を気にすることで、その効果を高めることが可能です。
筋トレなどの無酸素運動を行った後にジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行うことで効率良く脂肪を燃焼させることが出来ます。
皮膚表面にある皮下脂肪を減らす方法としては、リンパマッサージが有効とも言えますが、これは直接的な脂肪燃焼効果はあまり期待出来ません。
しかしながら、リンパマッサージによる内臓の活発化や冷え改善が期待出来るため、相
乗効果により脂肪燃焼の効果を高める効果があります。
つまり、やらないよりやった方が良いと言うことです。
毎日自分で簡単に実施することも出来ますしね。
と、いろいろ書きましたが、結局体脂肪を減らすのに近道はないので、地道に健康的なダイエットを続けるのが一番望ましいのではないでしょうか。